電話でのお問い合わせはTEL.055-227-6067
〒400-0047 山梨県甲府市徳行4丁目11-20
私ども山梨県森林整備生産事業協同組合の組合員は、山梨県内の県有林や民有林を中心に森林整備事業に携わっていますが、これから、組合員が日々行っている森林整備や木材生産等の事業を紹介します。
また、当組合では技術力向上のため組合員へ技術研修を開催するとともに、社会貢献活動にも取り組んでいます。
さらに、平成29年10月から、木質バイオマスの認定団体として活動をしています。
○ 森林整備
森林は、私ども人の一生と同じくらいの約80年を掛けて育つことから、生育過程で多種多様な森林整備を必要としています。
これから、順を追って当組合の組合員が行っている森林整備作業を紹介します。
1.地拵
森林を育てる第一歩は、植える場所をきれいにすることから始まります。人力地拵 機械地拵 機械地拵 2.植栽
苗木を運搬し、植え穴を掘って苗木を植えます。苗木運搬 植え穴掘り ヒノキの植え付け ヒノキの植え付け カラマツの植え付け 3.下刈
植栽後、6年間ぐらいは毎年、植栽した苗木が雑草に覆われないよう草刈をします。下刈 下刈 4.除伐
植栽して10年ぐらいたつと植栽木が周りの灌木に負けないよう灌木を伐採します。徐伐作業 5.保育間伐
植栽後15年ぐらいたつと、植栽木にも優劣がつき始めることから、劣勢木は伐採します。保育(切捨)間伐 間伐作業中(伐倒) 間伐作業中(伐倒) 6.枝打
間伐をした際に、残した植栽木の価値を高めるため不必要な枝を落とします。枝打 枝打作業 7.獣害防除
鹿や熊による食害を防止するため、ネットを張ったり樹幹へ防除用具を巻きます。鹿柵設置作業 鹿柵設置 防護ネット設置作業 防護ネット設置 8.防火線修理
周辺への山火事の延焼を防止するため、あらかじめ森林内に何も植えない防火帯を作設し、無立木地を維持するため下刈や除伐を行います。防火線修理 防火線修理 防火線の回復
○ 木材生産活動
植えて50年から80年ぐらいたつと植栽木を伐採し、市場等に運搬し住宅用の柱や合板等に利用されます。
1.伐採・造材
植栽木を伐採し、造材します。伐採 伐採(矢板使用) 大径木伐採 造材(チェーンソー) 造材(ハーベスタ) 造材(ハーベスタ) 造材(ハーベスタ) 造材(プロセッサー) 2.作業道開設
伐採・造材した木を林内から搬出するための道を作ります。開設作業 開設作業 完成した作業道 完成した作業道 3.集積
造材し、大型トラックが入る土場まで集材線や林内作業車、ヘリコプターを使って出材し、土場へ運びます。タワーヤーダによる集材 ウインチによる集材 ウインチによる集材 フォワーダによる集材 フォワーダによる集材 フォワーダによる集材 ヘリコプターによる集材 ヘリコプターによる集材 ヘリコプターによる集材 4.運搬・出荷
土場では集積してきた木材をはい積みし、大型トラックで市場へ運びます。はい積 出荷 出荷 出荷
森林・林業の先進事例報告 伐採技術の向上研修 コンテナ苗研修 作業道開設研修
チェンソーの目立て チェンソーの正しい使い方指導 間伐木の選木と伐採方向の確認
当組合では、木質バイオマス資源の供給と分別管理が出来る事業者を認定し、木質バイオマス資源の円滑な供給に資するため、国が定める「発電利用に供する木質バイオマスの証明のためのガイドライン」に基づき、「自主行動規範」と「発電利用に供する木質バイオマスの証明に係る事業者認定実施要領」を平成29年10月26日に策定・公表し、認定団体として活動しています。